一般内科Internal
診療内容・紹介
高血圧、脂質異常症、糖尿病、高尿酸血症などの生活習慣病や、風邪、インフルエンザ、胃腸炎などの感染症、貧血などの血液疾患、狭心症などの循環器疾患、認知症などの神経疾患など、ありとあらゆる症状と疾患に対処します。
特に様々な臓器の機能低下に基づく諸症状に焦点を当て加療する事を心がけています。疾患の状況に応じてしかるべき施設に紹介可能です。
よくある疾患
高血圧
日本では上の血圧(収縮期血圧)が140以上、または下の血圧(拡張期血圧)90以上が高血圧とされていますが、米国では上が130以上、または下が80以上が基準となります。
日本の久山町で行われた研究では血圧がより低い段階(120-139/80-89)で心血管病変や腎臓などの細動脈硬化が発生する事が報告されています。
脂質異常症
LDL-コレステロール(悪玉)が140以上、またはHDL-コレステロール(善玉)が39以下、または中性脂肪が150以上の場合、動脈硬化が起こりやすくなります。
糖尿病
血糖値(空腹時126以上、随時200以上、負荷試験2時間値200以上)とHbA1c(6.5以上)で糖尿病と診断されます。
HbA1cが7以上で3大合併症(網膜症、神経症、腎症)が起こりやすいと言われています。
高尿酸血症
尿酸はプリン体から生成され、プリン体はレバーやイワシ、ビールなどの多く含まれます。痛風や腎結石、動脈硬化の原因となります。痛風は結晶化した尿酸が関節に蓄積する事によって起こります。
呼吸器内科Respiratory
診療内容・紹介
咳、痰、息切れなどの症状があり、気管支や肺に疾患がある人が対象となります。
よくある疾患
気管支喘息
気管支平滑筋の収縮と炎症反応によって気管支が狭くなる病気です。アレルギーが関係しているものとそうでないものがあります。小児から成人まであらゆる年齢層で認められます。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
主に喫煙が原因である疾患です。慢性気管支炎(痰を伴った咳が2年以上続き、毎年3ヶ月以上持続するもので主に気管支に炎症が起こります)や、肺気腫(肺胞に炎症が起こり、肺胞が破壊される病気です。)といった症状が起こります。
いずれも進行すると慢性呼吸不全となり酸素療法が必要になる場合があります。
消化器内科Digestive
診療内容・紹介
腹痛、吐き気、下痢、血便などの症状があり、食道、胃、腸、肝臓、胆嚢、膵臓などに疾患がある人が対象となります。
よくある疾患
胃炎、胃潰瘍
1983年にヘリコバクターピロリ菌が発見され、胃炎や胃潰瘍の原因である事が明らかにされました。発癌にも繋がることがあるため駆除する事が勧められています。
肝炎
ウイルスやアルコールなどによって発症します。慢性化により肝硬変、肝臓癌へ進展する事があります。
食道・胃内視鏡検査について
食道、胃、十二指腸の一部を観察、検体採取のための検査です。
嘔吐反射が少ない経鼻内視鏡を使用しています。(経口でも検査可能です。)